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20031018
キムチシェーキ概要
ニューヨークの方ではジャパニーズフードとして『おむすび』の人気が高まっているようです。アメリカでは日本食にはアレンジを加えなければいけないと思っているらしく、生ハム入りおむすびが売られているらしいです。ここで、あいつらは日本食をまるで分かってない、と憤慨されるかたも居る事と思います。今回は、日本が海外から輸入した食材の間違った利用法についてです。
某有名ハンバーガーショップでシェーキ選挙が行われていたことは、ここでも紹介した通りです。選挙の結果、チョコチップシェーキが1位になって現在発売中であるのはどうでもよいとして、12候補中でひときわ異彩を放っていたキムチシェーキなる商品も、全国で10店舗限りではありますが現在発売されています。戯れにこのシェーキを注文してしまったのがそもそもの間違いでした。
カウンターでキムチシェーキを注文したときから、キムチシェーキは他のシェーキとちがっていました。カウンターの後ろでシェーキを作っている店員は言いました。「チリソース切れてます」私が注文したのはハンバーガーではなくて、シェーキです。シェーキを作るのにチリソースですか。チリソースを探しに行くシェーキ製作担当の店員。レジ担当の店員はそこですかさず「席でお待ちください」と私に番号札を渡しました。私はおとなしく席で待つことに。
数分後、キムチシェーキが席まで運ばれてきました。店内でお召し上がりなのに、シェーキのコップにはふたが付いています。不思議に思いながらもそのふたを取ると、なにやら酸っぱい香りが漂いました。まさしくキムチ。嫌な予感が頭をよぎります。まさか、本当にシェーキにキムチを載せただけなのでしょうか。大型チェーン店がそんな事をするはずがないと思いつつも、目の前のシェーキから漂う香りは最大級の危険信号を発しています。
とりあえず、シェーキの上に掛かっている赤い液体は避けて、ストローでシェーキを吸ってみました。予想に反して、まったく辛くは無くごく普通のシェーキです。これはひょっとしたら上の赤い液体もキムチ臭がするだけの苺シロップかもしれない、と淡い期待をいだいて赤い液体とシェーキが混ざっている部分を吸ってみました。口の中にまずしょっぱさが広がり、続いて甘さ、辛さの順に味の不協和音が襲ってきました。その味はまさしくキムチ。最後には口の中に細切れにされた野菜が残るというオプションまで付いていました。ここまであえて考えないようにしていましたが、キムチシェーキは普通のシェーキの上に細切れにした汁気の多いキムチを掛けただけの物です。美味しい商品を作ろうという心遣いが微塵も感じられません。
アイスとキムチさえ買ってくれば、ご家庭でもキムチシェーキの味を再現できます。我こそは味音痴というかたは試してみてください。そして、もし美味しいと感じたならあなたはきっと違う世界の人です。
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