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20030401
戦闘用ヘリ - アパッチ
よく晴れた午前。
――バババババババッ
家の上空にアパッチが飛んでいた。
――バババババババッ
ちょうど私の家の上でホバリングしている。
「あのー! ちょっとうるさいんですけどー!」
ベランダからアパッチに向かって叫んでみた。
――バババババババッ
「こんなところに居ないで、イラクに行きなさいよー!」
――バババババババッ
アパッチから返事は無かった。これだけプロペラの音がうるさいのだから、聞こえるはずは無い。
アパッチに向かって、足元に一個だけあった小石を投げてつけてみた。
えいっ。
コツン。予想外なナイスコントロールで小石はアパッチに命中した。
――バババッババッバッ……バッ……
プロペラの音は止んだけど、その代わりに遠くから消防車のサイレンの小さな音が近づいてきているのが聞こえる。
ふと足元を見た。でも、もう小石はなかった。